なまずのねどこ

B級スポットとか県境とか駅とか魚捕りとか。常にどこかに出かけていたい負け組大学生。Twitter→@kyoto_psycarrot

キュウシュウシロマイマイ

福岡県平尾台で採集したキュウシュウシロマイマイ Trishoplita eumenesです。九州や山口県の石灰岩地帯に生息する、その名の通り白くてかわいいカタツムリ。 近畿や中四国を中心とする西日本に広く分布するオトメマイマイと近縁の種類です。 現地では石灰岩…

勇払駅(北海道・JR日高本線)製紙工場の玄関口を担った原野の駅

苫小牧駅から日高本線で1駅。市街地からはそんなに遠くありませんが、閑散とした無人駅です。 写真に飛行機が写り込んでいることに後で気がつきました。苫小牧市内なので新千歳空港が結構近いんですよね。 駅舎と駅名標。無骨ながら無人駅にしては割と立派な…

オヤビッチャとロクセンスズメダイ

黒潮沿岸域での小物釣りでよく釣れる魚としてスズメダイの仲間が挙げられます。 今回はそのスズメダイ科の中でも数の多いオヤビッチャとロクセンスズメダイについてのお話です。 オヤビッチャ Abudefduf vaigiensis 南日本の太平洋岸に多く分布する普通種。 …

金沢市大桑・犀川河原の化石

もう1ヶ月近く前になりますが、日帰りで金沢に行ってきました。 北陸鉄道石川線に乗ったり町中をぶらぶらしたりといろいろしたんですが、一番の目的が『化石採集』です。 金沢駅から市街の南方にある「涌波一丁目」停留所まで、バスに揺られること30分ほど…

ヤマタカマイマイ

京都市内の山中で採集したヤマタカマイマイ Satsuma papilliformis です。 分布域は中部地方から近畿地方北部にかけてと狭くはないのですが生息密度が低く、探そうと意気込んでもなかなか見つけることができません。環境省のレッドデータでも準絶滅危惧(NT…

九州の駅に見られる国鉄時代の駅名標

今回はJR九州管内において現在見られる国鉄時代からの駅名標について考察していきます。だいたい去年の夏コミで頒布した「駅名標探訪 Vol.1」からの引用です。 ■内照式の駅名標 駅名を印字した看板を内側から照らす形式の駅名標です。ここで用いられる国鉄書…

新手の町興し?大阪鶴見の『良縁街道百福線』

大阪市鶴見区横堤に、一風変わった方法で町興しを図っている場所があります。 その名も『良縁街道百福線』。 地下鉄横堤駅から徒歩2〜3分ほどの商店街の外れにあります。 ぱっと見は下町にありがちな普通の団地という感じですが、注目すべきはその外側のフェ…

淀川の春の風物詩 シロヒレタビラ

だいぶ暖かくなってきたので、淀川にシロヒレタビラを釣りに行ってきました。 婚姻色の鮮やかな雄。惚れ惚れする碧色です。 こちらは別の雄個体。少し痩せてはいますが、これはこれでいい感じですね。 例によって写真だけ撮ってリリースです。タモロコやコウ…

手軽に歩ける廃線・福知山線旧線(生瀬~武田尾) 武庫川渓谷の廃線跡を辿る

京阪神地区で気軽に廃線巡りができる場所として真っ先に挙げたいのが、武庫川に沿うように走っていた福知山線の廃線区間です。前に紹介した大仏線の廃線跡も奈良市街から至近という点では "推せる" んですが、奈良から県境を越えて京都府の加茂まで10km以上…

青春18きっぷと快活CLUBで日本縦断は可能か

予約いらず、価格が低廉ということから長旅で宿泊費を抑えるのに重宝するネットカフェ。その数あるネカフェの中でもサービスが充実しておりコスパもよいのが快活CLUBです。シャワーや無料モーニングなど至れりつくせりで、僕もよくお世話になっています。 全…

大回り乗車の最長経路について@大阪近郊区間 2019年度版

なかなか遠出できそうにないのでちょっとした小ネタを。 本日3月16日にJR6社のダイヤ改正が実施され、JR西日本管内ではおおさか東線が延伸開業しましたね。今回の話題はそのおおさか東線の開業が大阪近郊区間内における "大回り乗車" に及ぼす影響についてで…

合成地名についての考察

市町村合併などの際に命名の折衷案としてよく用いられるのが合成地名。要は2つ以上の地名から一部をそれぞれ持ち寄って生まれた新しい地名のことで、明治/昭和/平成の大合併の際には多くの合成地名が生まれました。 合併による合理化が一区切りついている現…

JR山野線の廃駅めぐり(薩摩大口・山野・薩摩布計)

鹿児島本線(現・肥薩おれんじ鉄道)・水俣駅から肥薩線・栗野駅までを結んでいたJR山野線。1980年代に相次いだ南九州の廃線のひとつです。 先月鹿児島に行った際に一部の駅跡地を訪問してきたので、そのときの様子について書き記しておきます。 ■薩摩大口 さつま…

春の東国18切符行軍 Part5 諏訪湖の見える丘

前回の続きです。 八王子を出発し、中央本線を一路西へ。 甲府から数えて6駅目の日野春では、ホーム上から南アルプスの山並みを一望することができます。 特急の通過待ちなどで長時間停車することも多いため、立ち寄って損はない駅です。 今回は上諏訪で下車…

春の東国18切符行軍 Part4 残雪の峠駅

前回の続きです。 福島からは奥羽本線で西を目指します。 特筆すべきは "通年通過" の赤岩駅。猪苗代湖畔駅と同様に、実質的な廃止といってもおかしくない状況です。 通過する列車の窓から。当初はこの赤岩駅まで隣の庭坂から歩いて行く予定だったんですが、…

春の東国18切符行軍 Part3 雨の偕楽園

前回の続きです。 八王子近郊のフォロワー宅に寝泊まりし(多謝)、翌朝八高線で高崎へ向かいました。 途中の高麗川で気動車に乗り換え。両数こそ3両は確保されているものの、やはり東京近郊の路線にディーゼルカーは異質な感覚がします。 列車は田園地帯を横…

春の東国18切符行軍 Part2 京王線駅名標巡り・高尾山登山

前回の続きです。採集をした豊橋から電車で東京入りして泊まった翌日のお話。 高尾山に登りに行ったんですが、集合時間まで時間潰しも兼ねて京王線の駅巡りをしていました。 京王の最も標準的なデザインの駅名標。 次駅表示は帯を斜めに切ることで表現してあ…

春の東国18切符行軍 Part1 陸貝採集@愛知県・石巻山

青春18きっぷシーズン初日から昨日まで、5日かけて関東や東北を旅してきました。一度に詰め込むと内容が雑多になりそうなので、例によって数回に分けて書くことにしますね。 さて、京都を朝いちに出てまず向かったのは愛知県豊橋市の石巻山。 "まず向かった"…

三重・愛知行脚 Part6 志摩市・横山展望台

前回の続きです。 弥富から四日市まで戻って近鉄湯の山線を乗りつぶし(特になにもなかったので省略)、志摩方面へ向かいました。 志摩横山駅で下車。 向かったのは英虞湾の多島海が一望できる横山展望台。結構歩きます。 駅から徒歩で1時間ほどかかりましたが…

三重・愛知行脚 Part5 金魚の町・弥富

前回の続きです。 四日市の宿を出て、向かった先は金魚の養殖で有名な愛知県弥富市。 近鉄弥富駅に着くと、金魚と文鳥の顔出しパネルが出迎えてくれます。 市街を歩いていると、変わった地名を見つけました。 『鯏浦(うぐいうら)』。 鯏は当然淡水魚のウグイ…

三重・愛知行脚 Part4 名鉄築港線・東名古屋港駅

前回の続きです。 北勢線・西桑名駅を後にし、そのまま近鉄で名古屋へ。 名古屋の顔ことJRセントラルタワーズ。 ここでの目的は、都心ほど近くにありながらかなり偏ったダイヤで有名な名鉄築港線を訪ねること。 名鉄に乗り換え、築港線起点の大江駅に向かいま…

三重・愛知行脚 Part3 もう一つの軽便鉄道・三岐鉄道北勢線

前回の続きです。 セメント工場を後にして向かったのは阿下喜(あげき)駅。四日市あすなろう鉄道とともに三重県下のナローゲージ鉄道として知られる、三岐鉄道北勢線の終着駅です。 随分手抜…もといエコロジーな駅名標ですね…… 駅舎は木造で、伸びてきた線路…

三重・愛知行脚 Part2 藤原岳麓のセメント工場を訪ねる

前回の続きです。 四日市まで戻り、急行で1駅の近鉄富田駅へ。ここから北西に伸びるローカル私鉄、三岐鉄道三岐線に乗り換えます。 駅は近鉄のホームを間借りする構造になっていて、駅名標も近鉄仕様です。文字が左に寄っているのは、似た書式ではあっても近…

三重・愛知行脚 Part1 近鉄八王子線廃線跡巡り

昨日の話です。 近鉄の週末フリーパスを使って、1泊2日の小旅行に行ってきました。例のごとく行き当たりばったりな行程ですが…… 最寄りから列車を乗り継いで、まず降り立ったのは近鉄四日市。 隣接するあすなろう四日市駅から西日野へ向かいます。 四日市あ…

大島大橋 (山口県柳井市/周防大島町)

山陽本線・大畠〜神代間の車窓から眺めた大島大橋です。柳井市(旧・大畠町)と屋代島(周防大島)の間を結ぶトラス橋で、屋代島への唯一の陸路でもあります。 歩行者や自転車でも渡れます。 昨年9月に訪問した時の画像です。右の看板の上部に跡がうっすら見えるよ…

音訳以外に起源をもつ北海道の市町村名

地名の由来別に北海道の市町村を塗り分けてみたよ pic.twitter.com/yeCckIvee7 — ねんじん (@nen_no_method) February 16, 2019 このツイートが反響をそこそこいただいたので、訂正版を作ってみました。 ・誤って "和語・漢語由来" としていた長沼町を "アイ…

四万十川のアカメ

高知県四万十川で採集したアカメの幼魚。濃淡の縞模様は成長するにつれ薄れ、いぶし銀の体色に変わっていきます。 尾鰭の先がスズキのように尖らず丸みを帯びるのも特徴的。 頭部の拡大画像。 名前の由来でもある赤い瞳孔は血液の色が透けて見えるためですが…

姫路市営モノレールの駅名標たち

1966年から1968年(路線の休止は1974年)まで約2年間営業されていた姫路市営モノレール線・大将軍駅の駅名標です。 第1種駅名標(駅舎入口などに掲げられるタイプの駅名標)の方は "将" の字が旧字体の "將" で表記されています。 大将軍駅跡はアパートなど…

『原町田』から『町田』へ

閲覧ありがとうございます。やれ九州やらやれ北海道やらと話がコロコロ変わるねんじんです。 今日はタイトル通り『町田』の話題。 東京と神奈川のどちらに属するかなどとよくネタになっている東京都町田市ですが、その玄関口たる町田駅が現在の名前になった…

開聞岳東麓のペリドット

薩摩富士こと開聞岳の麓、川尻海岸で採取したカンラン石(ペリドット)です。 ペリドットといえば8月の誕生石で緑色のイメージが強いですが、開聞岳の噴火によってもたらされたこの辺りのものは琥珀色をしています。 海岸の砂はかなり黒っぽいですが、ところど…