なまずのねどこ

生物採集とか旅行記とか。Twitter→@nen_no_method

木津川水系のとある川に

魚捕りに行ってきました。

といっても別に遠出したとかでもなくて、自宅からチャリで20分そこらの小さな川です。ついさっきふらっと行ってふらっと帰ってきました。

 

数日前に和歌山は印南海岸まで日帰り磯採集キメてたんですが、成果があまりにも悲惨すぎて記事にしなかったんですよね……やっぱり今年の寒波はヤバいです。そこらじゅうに死滅回遊魚でもないカエルウオやイソギンポの死骸が転がってましたし。

そういえば白浜で熱帯魚の死体が多数上がってるってyahooニュースの記事にもなってましたね。もうすぐ帰るけど鹿児島の方はどうなってるのかな。ちょっと心配ですね。

 

まぁそれはさておき今日の本題です。連日の冷え込みで水面が一部結氷してたりましたが、お構いなく胴長でバキバキ割りながら突撃。

 

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ヨドゼゼラ Biwia yodoensis

名前が示す通り淀川水系固有種。絶滅危惧ⅠB類(だったかな)の割と希少な魚ですが、ここでの個体数は安定しています。ちょっとした深場に網を入れればまとまった個体数が捕れるので、群れで越冬してるんでしょうね。この子は冬の方がよく捕れる印象。

 

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チュウガタスジシマドジョウ Cobitis striata striata

本州・四国の瀬戸内側に分布するスジシマドジョウ。絶滅危惧Ⅱ類。この川では珍客さんです。今日捕れたのは2個体。

鮮やかな縦条が入る美しいドジョウです。

 

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シマヒレヨシノボリ Rhinogobius sp. BF

以前トウヨシノボリと言われていたもののうち1タイプ。第2背鰭や尾鰭の点列、尾鰭下部の赤橙色が形態的な特徴として挙げられますが分類学的に混迷しています。

この魚もこの川では少ないです。

 

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タイリクバラタナゴ Rhodeus ocellatus ocellatus 

言わずと知れた国外外来タナゴ。この川のタナゴ類は他にカネヒラもいますが今日は捕れず。冬なので婚姻色は褪せていますがそれでも綺麗です。在来種カネヒラの生存を脅かす原因になってなければいいんですが、産卵期が被りにくいのが幸いしてかこの水系ではある程度共存はできてそうです。

 

他はカマツカG1、ドジョウ、ギンブナ、タモロコ、オイカワ等いつものメンツですね。採集後全てリリース。

 

次に来るのは帰省する8〜9月になるかな。カネヒラの婚姻色を見に来たいですね。

 

おわり。