なまずのねどこ

生物採集とか旅行記とか。Twitter→@nen_no_method

一晩限りの栃木遠征 ~東国のタナゴを求めて~

今日も閲覧ありがとうございます、ねんじんです。訳あって半年間京都にいましたが、先日鹿児島に戻ってきました。今後ともよろしくお願いいたします。

 

さて、戻ってくるまでに青春18きっぷ使って5日間ほど旅してたんですが、その折に関東方面にも行ってきました。いろんな方と出会えて実りのある旅になりました、お世話になった方々に改めて感謝申し上げます。

旅の模様はだいたいリアタイでTwitterの方に上げていますのでここではいつも通り(?)採集の成果について書いていこうと思います。

 

3月11日深夜に栃木県某駅に降り立って、徹夜で採集してました。

Googleマップやら県のレッドデータの情報なんかを参考にしながら有力なポイントをいくつか設定して、そこを徒歩で巡りながら採集しようと思ってたんですが、関東住みのフォロワーさんに急遽同行していただけることになり(感謝)最終的に車で巡ることに。

合流するまでは一人で採集してましたが、最初のポイントで早速捕れてしまったのがこの子…

 

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この遠征最大の目的でもあるタナゴ Acheilognathus melanogaster

単なるタナゴ類ではなくいわゆるマタナゴ、標準和名のタナゴです(しつこい)

まさか本当に捕れてしまうとは……当てずっぽうのポイントでも行ってみるものですね。

夜中の採集なので写真が少々汚いですが…

 

しかし3月も半ばになったとはいえ福島との県境からもそう遠くない栃木の山中。気温も2℃ほどになり寒さに耐えきれず川から上がって一旦採集を中断。他にここで採集できたのはヒガシシマドジョウ、ウグイなど。

 

しばらくしてフォロワーさんと合流し、2か所目のポイントに向かいました。

そこでも嬉しい出会いが。

 

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こちらも関東や東北太平洋側などでしか見ることのできないアカヒレタビラ Acheilognathus tabira erythropterus

雌なので名の由来でもある鰭先の赤色は出ていませんが、東日本固有の希少なタナゴ類が一度に2種も捕れてしまい万々歳なのでありました。ちなみにタナゴはここでも確認できました。

 

他にも

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めっきり減ってしまったと聞くナマズの仲間、ギバチ Tachysurus tokiensis なんかも登場。

栃木の淡水魚の魅力を存分に堪能できた春の遠征となりました。

 

上野行きの始発に間に合うように夜明け前の黒磯駅まで送っていただき解散。ここから鈍行で鹿児島中央まで行く長い旅が再開されるのでありました。

車まで出していただき一緒に採集させていただいた少しベニシオマネキ氏@uca_farmに心から感謝申し上げます。

 

栃木にはまた夏にでも来て雄のアカヒレタビラの婚姻色を拝みたいですね。