今日はCMなどで話題となり "ベタ踏み坂" として名を馳せた鳥取県境港市/島根県松江市の江島大橋についてお話しましょう。行った時期自体は昨年8月で、結構前の話になってしまいますが……
まずは山陰観光の玄関口のひとつ、米子駅からJR境線 (『境港線』ではない) に乗り、途中の米子空港駅で下車。
公共交通機関なら、ここからバスで江島大橋のたもとまで向かうことになります。
境港市のコミュニティバス『はまるーぷバス』は乗車1回100円。どのJR駅からも江島大橋までが遠く、着いてからも長い橋を歩いて渡る必要があることを考えると、かなり良心的な価格設定といえます。
降りるバス停は『山陰アシックス工業前』か『渡町八区北口』が近いですね。
興醒めなことを言いますが、鳥取県側から見ると正直「え、普通の橋やんか」という感想を抱いてしまいました。登り始めても別に勾配が急すぎるとかでもなく、当初はせいぜい「ちょっとデカい橋」という程度の印象なんですよね。
ただ実際、海抜ほぼ0mの地点から大型船が安全に橋を抜けられるほどの高さまで登るので、高低差はかなりあります。勾配は橋自体が長いので気にならなかっただけかもしれませんね。
途中で島根と鳥取の県境を跨ぎます。
こういうの見ると何故かテンション上がっちゃいますね。
そんなこんなで島根県側に降り立ちます。記念にパシャリ。
江島は工業地帯の島なので、意外と交通量が多いです。横断歩道では車に気をつけて撮影しましょうね(実際に『写真を撮るために車道に留まったり三脚を置くな』という旨の警告の張り紙があります)。
再び江島大橋を渡って鳥取県側に戻るんですが、行きと同じルートをとるのもつまらないので境港の市街に寄ってから帰ることにしました。
奥の巨大な建物は境港フェリーターミナル。隠岐などに向かう便が就航しており、境港駅とも直結しています。
せっかくなので港町を堪能すべく『海とくらしの史料館』にも行こうと思ったのですが、あいにくの休館日。鬼太郎列車に乗って境港を後にするのでした。