久々の県境シリーズ。京阪京津線の四宮〜追分間、その名も『府県境界踏切』に行ってきました。
四宮駅から旧東海道に沿って東へ歩くこと約5分、京都と滋賀の府県境を跨ぎます。境界線上をなぞる形で細い水路が流れているというなかなか面白い場所です。ある程度規模の大きい川と重なるように県境が引かれるケースは多いですけどね。
県境から2つ目の角を左に曲がると善福寺というお寺が見え、その裏の細い路地を進むと踏切です。ちなみに地図に載っていません。
この踏切を越えた先は個人宅で、実質的に住民の方専用の生活道路のようになっているため、渡ることはできません。間違っても地元の方々に迷惑をかけるようなことのないように県境巡りを楽しみたいものです。
踏切自体は県境から10数mほど大津寄りにあります。線路向かいの県境上にはそれを示す標識が。何故か道路にあるやつと同じ書式です。
細い裏路地だったこともあり最初は気づかなかったのですが、県境の京都側には水路に沿った歩道が線路脇まで続いていました。行き止まりにはなっているものの、線路が県境を跨ぐ様子を間近で見ることができます。
ええ眺めや。
先ほどの標識をアップで。やっぱり道路用のサインがこんな場所に生えてるのは違和感の塊ですね。面白いけど。
まぁ面白い場所です。他に何かあるわけでもないですが、行ってみて損はないでしょう。
おわり