なまずのねどこ

ちょっとオタク寄りな旅の記録。B級スポットとか県境とか駅とか魚捕りとか。常にどこかに出かけていたい負け組大学生。

桜島を望む湾奥の離島・新島を訪ねる 後編


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前の記事からかなり日が空いてしまいました……楽しみにして下さってた方がおられたらごめんなさい、続きます。

前回は行政連絡船で新島に上陸したところまででした。

 

引き続き、港から島の東側に向かって歩道を進みます。

 


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この新島、基本的に画像のような礫混じりの砂浜が広がっており、海岸沿いに切り立った岩礁などはなく、航空写真でもなんとなく一周できそうな雰囲気に見えますが…

 


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予想に反して途中から結構アップダウンが出てきます。笹の藪の垣間に錦江湾の水面を見ながら進むと、祠?のようなちょっとしたスペースに出ました。しかし先は藪が深く、そのまま進むのは憚られる雰囲気。

藪漕ぎして無理やり進もうかとも思ったのですが…服が草まみれになるのも面倒なので、ひとまず一周を諦めて大人しく引き返すことに。この撤退の判断はどのみち正しかったと後に判明しますが、この時点では知る由もなく…

 


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来た道を戻り、島の西側にある港から内陸側を通って東に向かうルートへ。

 


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かつてこの小さな島が3桁の人口を有した時代の名残として、発電所や井戸の跡などがありました。

 


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こぢんまりした神社は現役…というか最近改修したようで結構真新しいです。京大の火山観測所の施設もあります。

 


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階段を下ると東の海岸に出ました。

先ほどやむなく引き返した行き止まりの方角を見ると、なんと道を阻む形で土砂崩れが起きた跡がありました。逆側からは茂みに隠れて見えませんでしたが、これは通れなくて当然ですね……藪漕ぎせんでよかった。

 


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そこからさらに島の北側を半周して港方面へ。車も自転車もない島ですが、歩道は割と管理が行き届いており、先の土砂崩れ箇所以外に草むして通れないような道はありませんでした。島の民宿ご夫婦がやってらっしゃるんでしょうか。

 

港で釣りをしながら帰りの船を待ちました。


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船便の数が限られるのでそう長くはできませんでしたが、まぁグレ釣れたのでよしとしましょう。ただ水深が浅いのでちょっとやり辛いかも。

 


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お客さんを待っていたのか連絡船は結構時間ぎりぎりにやってきました。僕のほかに2人の釣り人を乗せて浦之前港への短い帰路につきます。

 


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鹿児島市街からそう遠くはない立地ながら、スローな非日常感のあるいい一日を過ごせました。