なまずのねどこ

ちょっとオタク寄りな旅の記録。B級スポットとか県境とか駅とか魚捕りとか。常にどこかに出かけていたい負け組大学生。

2020旅納め@奄美大島・加計呂麻島 2日目


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前回の続きです。

 

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起床後、せとうち海の駅の脇にある防波堤で釣り。

釣果に関しては後日別記事にてまとめる予定ですが、ここではブダイ類(奄美名:エラブチ)が面白いくらい釣れました。大型船が出入りする港なので水深があり、良いポイントです。

ちなみに、右の方で停泊中の船は請島・与路島行きのフェリーせとなみです。町営の航路であるため、ファンネルマークが瀬戸内町の町章になっています。

 

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左の船はフェリーかけろま。ここ古仁屋と加計呂麻島の2港との間を交互にそれぞれ1日4回ずつ往復しており、釣りをしている間にも港を何回か出入りしている様子が見えました。こちらも町営航路で、船の構造はかなり違いますが船体には同じように町章が掲げられています。今日のメインはこのフェリーかけろまを使った行程です。

 


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腹ごしらえを済ませてから乗船券を買い、加計呂麻島・生間(いけんま)行きのフェリーかけろまに乗り込みます。運賃は往復で690円。前述のように加計呂麻島には港が2つありますが、復路でもう一方の港から乗っても構いません。

軽トラに載せられているヤギと目があいました。長閑ですね。

 


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2階部分が展望デッキと客室になっています。約20分の船旅です。

 


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生間港に到着。待合所でレンタサイクルを借りる予定でしたが、ここでも貸し出し休止中…

徒歩とバスで加計呂麻島東部を巡ることにしました。

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港の近辺には旅客待合所と簡素なガソリンスタンド以外は本当になにもありません。

 


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生間港から峠を越えて10分ほど歩くと、すぐに太平洋が見えてきました。加計呂麻島は細長い上に入り組んだ海岸線が多く、内海の大島海峡側から太平洋側まで簡単に出られるのです。

 


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道は諸鈍(しょどん)集落に繋がっています。小中学校や郵便局もある、加計呂麻島ではかなり大きめの集落です。海岸沿いには防風林のようにデイゴ並木が立ち並んでいました。

 

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浜辺に出ると、岬の向こうに請島を眺めることができます。奄美大島からだと、請島や与路島は横に長い加計呂麻島に阻まれる形になり見えないんですよね。

 


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ここから山を越え、1時間ほど歩いて次の目的地・安脚場戦跡公園へ。

 


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高台にある駐車場からさらに登った山の上というロケーション。かなり広い公園です。

 


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公園内には弾薬庫や砲台跡などがあります。加計呂麻島連合艦隊の泊地があった時代に、防衛のために使われていた施設群らしいです。

 


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山頂にあるため眺望も良好。対岸には奄美大島最南端の皆津崎を望みます。

 


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さらに1時間半かけて生間港まで戻りました。バスに乗り込んでもうひとつの港、瀬相港へ。

 


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バスは2つの港のフェリー発着時間に合わせて運行しているため、途中の押角(おしかく)で時間調整のために30分ほど停車。乗客は僕以外におらず、集落を散策したり自販機で水を買ったりしてからバスに戻りました。ここ押角の集落にも郵便局があります。

 


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瀬相に到着する頃には日が暮れかけていました。港の周りにはバスの営業所や病院などがあるため、生間よりは大きな集落という印象を受けます。行きにせとうち海の駅で往復券を買っていたので、そのまま帰りのフェリーで古仁屋に戻りました。

 

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瀬相港から古仁屋港までは30分ほど。古仁屋のAコープで食糧を買い、国道を名瀬方面に走って30分ほどの道の駅住用へ。

 

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奄美大島唯一の道の駅です。ここには24時間開放されている畳敷きの休憩所があり、コンセントも備え付けられているので充電もできるという優れ物。寝袋を持ってきていたので、2日連続の車中泊は避けられました。

 

3日目に続きます。