3月上旬に北海道をレンタカーで旅してきました。
全体の旅程としては
- 2/28 鹿児島を出発
- 3/5 列車とフェリーを乗り継いで苫小牧西港に到着
- 3/5〜11 道内周遊
- 3/11 小樽港を出発
- 3/14 行きと同じくフェリーと列車で鹿児島に帰還
という、丸々2週間かけたかなり欲張ったスケジュールです。いかんせん全部を記事にするには長すぎるので、一旦は北海道パートだけで数回に分けて綴っていこうと思います。
北の大地の旅は苫小牧から。仙台からの船便で11時に上陸しました。
苫小牧港は市街地に近い西港と郊外(厚真町)にある東港に分かれていますが、今回乗った太平洋フェリーの着岸港は西港のほう。虫も這い出る啓蟄の候といえど、雪はまだガッツリ残っています。
とりあえずバスで苫小牧市街に向かい、レンタカーの手続きを済ませます。雪道の運転は初めてなので、一抹の不安は残るのですが…
セイコーマートで適当に腹拵えをして苫小牧を出発。国道36号線を西に進みます。
1時間ほど車を走らせ、最初にやってきたのは登別。観光のメインとなる登別温泉エリアは室蘭本線や36号線から数km離れた山あいですが、道中は高規格で走りやすい路面でした。コロナがまだ収まりきっていない現状もあって観光客の姿はまばら。
え、この外観でコンビニ?なんか入り辛いな…
中に入って階段を登ると、建物の反対側は普通のセコマでした。登別温泉街は数階建ての高い建物も多いのですが、平坦な土地が少ないのでこういう構造になるのでしょうか。デフォルトのオレンジなのは看板だけで、お洒落な配色の店構えです。
登別を後にし、引き続き西進して室蘭市街へ向かいました。地球岬に向かう道中で母恋駅に立ち寄り。国道に面した立派な駅舎ですが無人駅です。
地球岬。母恋駅から3km弱なので頑張れば徒歩で列車旅にも組み込めそうな場所ですが、高台で除雪が追いついていないのでこの時期はキツそうかな……地球岬にはバスが直接乗り入れておらず、バスで歩行距離を短縮するにしても最寄りの地球岬団地バス停から勾配の大きい道を歩く手間が生じます。
地球岬のほど近くに、同じく室蘭八景の金屏風もあります。個人的にはこっちの方が自然の造形を感じられて好みかな。
旧室蘭駅舎。現在の室蘭駅のさらに港側に位置します。観光案内所が入居しており、傍にはSLが展示されていました。
いい港町やな〜…
こちらは絵鞆岬。室蘭市街のある絵鞆半島の西端です。
室蘭のシンボル・白鳥大橋を見下ろす祝津公園。ここで良い感じのタイミングで日没を見ることができました。ひとしきり堪能してから白鳥大橋を通って洞爺湖方面へ。
洞爺湖温泉街の望羊蹄に到着する頃にはとうに日も暮れていました。ここで夕飯とします。定番のオムライスを注文。
天体のメソッドコラボのクリアファイルの新弾が出たということで4度目の訪問です。そらメソ抜きでも良いお店なので、洞爺湖を通る際には是非行ってみてね。
その後、隣町の豊浦漁港に移動し夜釣りをしました。釣れたのはガヤ(エゾメバル)のみでしたが…
次回に続きます。