前回の続きです。
無料モーニングのポテトを食べてから、7時頃に出発。
まず向かったのは三笠市の幌内線萱野駅跡…しかし積雪量が半端なく、まともに見学もできないまま次の目的地へ。
続いて北上して山間部に入り、上砂川町の上砂川駅跡。函館本線の支線の終着駅で、映画の撮影にも使われた名駅舎ですが、ここも積雪で中に入れず。この時期だと積雪の多い内陸部はまだみんなこんな感じなんでしょうね…
峠をひとつ越えると、日本一人口の少ない市として有名な歌志内市に入ります。かつて炭鉱で栄えた街ですが、人口は3000人ほどでお隣の上砂川町とほとんど変わらないという有様。ちなみに同じく隣町で炭鉱町の赤平市も人口1万人を割っています。
中心市街にある郷土館ゆめつむぎ(左の三角屋根の建物)。流石に夕張の石炭博物館に規模は及ばないものの、炭鉱に関する展示は充実しており、市内の観光の目玉になっているみたいです。
廃線になった歌志内線の遺品の展示も。民営化後に廃止された路線なので、JRマーク入りの看板があります。
またまた峠を越え、隣町の赤平市街。歌志内線が分岐していたのは砂川駅からですが、歌志内市街からの距離はこちらの方がずっと近いです。
石狩川を渡って北上し、次の目的地の北竜町へ。ひまわり畑で有名な町です。
町営の図書館が併設された郷土資料館には、少ないながら札沼線の1972年廃止区間(新十津川〜石狩沼田)の駅に関する展示がありました。図書館の職員さんに鍵を開けてもらって見学する形になっています。
その後留萌本線沿線に抜け、秘境駅として知られる沼田町の真布駅から終点の留萌まで駅巡り。
山小屋のような雰囲気の外観もさることながら、張り紙の内容が気になります。絶対なんかあったんやろな……
留萌駅訪問後は市街地を望む小高い丘で夕日を見ようと思っていたのですが、雪で通行止めになっていたので釣りに予定変更。ヌマガレイが釣れました。
日が暮れてから深川留萌道(無料!)を経由して旭川まで出たのち、快活CLUBで泊まろうとしたところ、
なんとこの日に限って工事で休業…ついてなさすぎる。
当然ホテルの予約などもしていないので困りましたが、調べると万葉の湯(泊まれるスパ銭みたいな施設です)があったのでそこで夜を明かすことに。すんでのところで2回目の車中泊は回避できたのでした…
次回に続きます。