前回の続きです。
四日市の宿を出て、向かった先は金魚の養殖で有名な愛知県弥富市。
近鉄弥富駅に着くと、金魚と文鳥の顔出しパネルが出迎えてくれます。
市街を歩いていると、変わった地名を見つけました。
『鯏浦(うぐいうら)』。
鯏は当然淡水魚のウグイのことなんでしょうが、地名に使われる例は珍しい気がします。ちなみに、近鉄弥富駅やJR弥富駅の所在地もこの鯏浦町となっています。
駅から20分ほど歩いて到着したのは弥富市歴史民俗資料館。
そんなに広くはないですが、名前の通り弥富の文化や民俗について幅広く展示されている無料の施設です。
展示室の様子。弥富の市域が伊勢湾や木曽川に面していることもあり、漁業に関する展示が多く目を引きました。
中でもメインコンテンツといえそうなのが、市内で養殖される20品種以上の金魚の生体展示。和金や琉金といったお馴染みの金魚から、なかなかお目にかかれないレア物まで展示内容は多岐にわたります。
画像は珍妙な姿を持つ水泡眼と頂天眼。
来た道を戻り、弥富を後にしてまた南へ向かいました。
Part6に続きます。