なまずのねどこ

生物採集とか旅行記とか。Twitter→@nen_no_method

『瀕死の臨時駅』 猪苗代湖畔駅(福島県・JR磐越西線)

福島県の郡山から会津若松を経て、新潟県の新津までを結ぶ磐越西線

その途中には、2007年の休止からかれこれ11年経った現在でも全ての旅客列車が停車しない駅があります。

今回はそんな変わった駅への訪問記です。

 

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2018年8月27日。

会津若松行きの始発で郡山を出発し、列車に揺られること約35分。

関都(せきと)駅に到着です。

 

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今回訪れる猪苗代湖畔駅は関都駅の隣にありますが、もはや駅として機能していない現状を加味してか、関都駅駅名標では隣駅表記に2つ先の上戸が記されています。
その一方で、駅舎の運賃表には何故か堂々と記載がありました。どういうこっちゃ。

 

生憎の荒天で、しばらく駅舎での雨宿りを余儀なくされましたが、雨足が弱まったのを見計らって歩き出します。

 

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駅前には田舎でよく見る道端の「神と和解せよ  聖書」の掲示。どこにでもある印象ですが、探そうと思ったら案外見つからないですよね、これ。

 

小雨ぱらつく中を磐越西線の線路に沿って2kmほど歩き、

 

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猪苗代湖畔駅に到着しました。この自由の女神みたいな像はなんでしょうね?

とりあえず中の様子を窺ってみましょう。

 

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駅入口からホームへと続く歩道はかなり草むしており、その奥には虎ロープが張られ侵入禁止となっていました。

奥に駅舎らしき小屋もありますね。

ホームに入れないのは残念ですが、ひとまずここで引き返すことに。

 

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線路を挟んで東側の畦道から、ズームで駅名標を撮ることができました。

ホームに侵入して撮るよりこの方が安全そうです。

 

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ちなみに「湖畔」というだけあって、駅から猪苗代湖までは徒歩すぐ。

そもそも元は湖水浴客のための臨時駅ですしね。

 

このあと関都へ引き返し郡山まで電車で戻りました。

 

JR東日本管内には仙山線西仙台ハイランド八ツ森、山田線の大志田や浅岸のように休止期間を経て廃止になった駅がいくつかありますが、休止から11年という年月を経てもなお存在している駅というのは割と珍しい気がします。かといって駅として再度利用されることがあるとも考えられませんし、このまま廃止される方が自然だとも思えます。

アクセス自体は難しくないので、興味のある方は一度訪ねてみるのもいいかもしれませんね。

断崖絶壁に幻のカタツムリを求めて

閲覧ありがとうございます。ねんじんです。

ここ一週間ほど主に東日本をぶらぶら旅してたんですが、昨日ようやく京都の実家に帰還する運びとなりました。疲れが抜けない…

旅先でお世話になった方々に心から感謝申し上げます。

 

さて、前置きもそこそこに記事タイトル通り陸貝の採集記へと話を移しましょう。

 

新潟県I市にあるM山の岩壁には、局所的に特異な形態のカタツムリが生息しています。

その名も「ムラヤママイマイ」。このカタツムリこそが今回の遠征のメインターゲットといっても過言ではないです。

 

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レンタカーで登山口までアクセスし、1時間ほど歩いて緑豊かな混交林を抜けると、石灰岩の露出した断崖絶壁が目の前に。

これはやばい場所に来てしまったなぁと思いつつ、まだ見ぬ幻のカタツムリに思いを馳せます。

 

1日目はカンカン照りで熱中症の恐れがあったのと、そもそもロッククライムのコツがいまいち掴めず命の危険を感じ早々に撤退。

その直後に夕立に襲われ、ずぶ濡れになりながら山道を歩く羽目に……

成果は北関東から北陸東部に広く分布するオゼマイマイの生体と、いくつかの死殻にとどまりました。

 

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上4つがムラヤママイマイの死殻、左下はヒダリマキマイマイの死殻、右下3つがオゼマイマイの生体。

 

 

2日目。早朝に入山。

前日に雨が降ったこともあっていい感じに地面が湿っており、カタツムリの採集にはもってこいのコンディションで期待が高まります。

岩壁をゆっくりと登っていくと…

 

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いた!!!!!

最初に見つけた生体は地面を這っている殻幅1cmほどの幼貝でした。

苦労して登っただけに感激もひとしお。

 

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結果的には立派な成貝とも出会うことができました。

 

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ムラヤママイマイ Euhadra murayamai

西日本の人間にはあまり馴染みがない左巻きのカタツムリ。螺塔は平らですが、その平坦具合は個体によってもかなり異なるようです。

 

同所に他の貝は少ないだろうと勝手に思っていましたが、キセルガイモドキの仲間やニッポンマイマイなど、意外に他種とも混生しているようでした。

 

 

知る人ぞ知る幻のカタツムリ。その過酷な生息環境には目を見張るものがありました。

戦果としては大満足なのですが、当分あんな崖には登りたくはないな……などと思いつつ次の目的地を目指すのでした。

 

おしまい。

静岡県伊豆のヒナモロコ

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静岡県伊豆地方で採集したヒナモロコ Aphyocypris chinensis です。

日本においては福岡県など九州北部のごく限られた地域にのみ自然分布し、絶滅危惧ⅠA類に指定されるなど希少な淡水魚として知られていますが、海外では中国や韓国などにも分布するいわゆる大陸系遺存種です。ムツゴロウやカゼトゲタナゴなど、九州北部の汽水・淡水魚にはこういった特徴をもつ種が多いですね。

写真の個体は雌。産卵期なので腹部は膨らんでいますが、近縁のカワバタモロコに比べると体高は低くほっそりした印象です。

 

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こちらは雄。金色の婚姻色が美しいです。

 

この伊豆某所のヒナモロコは大陸系統の個体群が定着したものだといわれていますが、詳しい移入経路などは判明していません。観賞魚として流通はしているので入手自体は比較的容易なのでしょうが……飼育魚の放流ほんとやめましょうね。

 

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現地では河川のブッシュや、このような細い三面護岸の水路にも群れで生息しています。生息密度はかなり高く、もともと純淡水魚が少ない土地柄も後押しして、完全に優占種となっていました。

細々と暮らす国内原産地の九州での生息状況を考えると皮肉な現状ですね。

 

初夏の愛しの湖国にて 湖の幸と山の幸

閲覧ありがとうございます。月頭に滋賀県で採集したときの記事です。

 

6月2日、快晴。

湖に潜るにはまだ少し寒いですが、適度に暖かい風が心地よく良い採集日和です。

三重県某駅のロータリーでD君と落ち合い彼の運転で一路琵琶湖畔へと向かいました。

 

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約半年ぶりの琵琶湖。心が洗われる感じがします。

 

琵琶湖本湖と周辺の河川・水路を中心に夕方まで採集してました。以下主な成果。

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オオガタスジシマドジョウ。ひと昔前までスジシマドジョウ大型種といわれていたもので、琵琶湖とその周辺の水域に固有の種ですね。今回は湖岸に注ぐ小河川の河口域で採集しました。

ちなみに左の個体が雄、右が雌です。繁殖期なので全体的に雌のほうがふっくらした体つきですが、雌雄の判定としては胸鰭基底の骨質盤の有無を確認するのが確実でしょう。

 

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ホンモロコ。こちらも琵琶湖固有種。

普段は琵琶湖本湖の沖合で生活していますが、春の産卵期になると接岸・沿岸の用水路などに遡上し産卵します。この個体も湖に繋がる用水路で採集したもの。

既に産卵が終わった後なんでしょう、痩せた個体が多い印象を持ちました。

近縁のタモロコと比べると幾分スマートな体つきで、口ひげは短いです。食用として評価が高い魚で、京都の錦市場なんかで甘露煮をよく見かけますね。

 

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スゴモロコ。琵琶湖固有亜種。

亜種関係にあるコウライモロコと非常によく似ています。眼径や体形などに違いがあるといわれていますが、現状産地を加味しないと正確な同定は難しいです。

他にデメモロコやイトモロコなどよく似た近縁種も。

 

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ゼゼラ。水系固有種というわけではないですが、大津市膳所(ぜぜ)で見つかったことが名前の由来という説があります。

地味な小型の底生コイ科魚類ですが、繁殖期の雄はメタリックな銀色の婚姻色に身を包み、なかなか美しいです。

 

 

さて、夜は陸生貝類が活発になる時間です。

鈴鹿山系のポイントでヘッドライトを頼りに採集。晴れなのであまり期待はできないかなと思ったのですが、こちらもなかなかの成果でした。

 

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イブキクロイワマイマイ 

主に伊吹・鈴鹿山系の山林に生息。木の幹に張り付いてたり岩盤の陰で休んでいたり。

軟体部に黒い筋が入らないのが特徴。大柄なカタツムリですがクロイワマイマイの仲間では比較的小型の種とされています。

 

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ヒラヒダリマキマイマイ

関西では珍しい左巻きのEuhadra(マイマイ)属のカタツムリ。
滋賀県内では伊吹山系や鈴鹿山系などの石灰岩地帯を中心に分布しているようです。

成長脈(殻表の筋)が粗くサイズ以上にごつい印象を与えます。個人的にかなり好みの貝。

 

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ツルガマイマイ

湖岸の岩礁で這っているのをD君が見つけてました。
滋賀県北部や、敦賀の名の通り福井県に分布しています。

この3種は九州に持ち帰って飼育中です。

 

 

夜のカタツムリ探索は宝探しに似た冒険感があって本当に楽しいですね。肝試しにもなりますし。

その他、湖北の某ナマズを釣りで狙ったりしたんですが、明け方まで粘るもデカいビワヒガイやフナが釣れただけで不発に終わりました。時期が少し早かったんでしょうかねぇ…。

 

翌朝に彦根駅で下ろしてもらいJRで帰還。何はともあれ初夏の琵琶湖と山の幸を存分に堪能でき興奮覚めやらぬ採集となりました。

同行してくれたD君に心から感謝です。

突貫!傷心の徳島カタツムリ紀行

「大学生活詰んだ。もう無理」

2回目の3年生として一人ぐらしを再開してはや2ヶ月、既に精神が限界に達していた僕はそう呟いて関西空港行きのフライトの席を取った。

 

衝動で一路向かわんとした先は「徳島」。陸産貝類愛好家の間では聖地として知られる土地だ。

九州から四国へ渡る交通手段は限られてくるが、行先が徳島であれば福岡空港鹿児島空港からLCC関空に飛び、和歌山からフェリーで渡るのが一番安くて手っ取り早いだろう。僕は南海電鉄の各駅から和歌山港までの乗車券と和歌山~徳島間の乗船券がセットになった「とくしま好きっぷ2000」を使って行くことにした。難波からでも関空からでもたった2000円で徳島に渡れるお得な切符だ。

 

GW期間が既に過ぎていたのもあり、徳島行きの南海フェリーは人もまばらだった。

ちなみに船内には机や充電用コンセント、ひいてはWi-Fiまで完備されているので2時間ちょっとの船旅を快適に過ごせる。至れり尽くせり。

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徳島の市街からは牟岐線の列車とバスを乗り継いでこの日泊まる山奥の宿まで向かった。

余談だが徳島県は日本で唯一「電車が存在しない県」である。駅にいる列車も気動車ばかりだ。

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夜8時までかかってようやく山奥の宿に到着した。

疲れているのですぐにでも布団に入りたいところだが、カタツムリの類は基本的に夜行性である。重い体を起こして採集に向かうことにした。

 

カエルやよくわからない虫が大合唱している中、ヘッドライトを頼りに夜の山道をひたすら歩く。

 

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民家の塀、木の幹など、所かまわず張り付いているのがこのセトウチマイマイだ。名前の通り中四国の瀬戸内海近辺を中心に分布している。

今回の逃避行…もとい採集紀行でも至る所で目にすることとなった。

 

しばらくすると神社が見えてきた。夜中に神社の境内に入るのは不気味なことこの上ないが、神社林は広葉樹で形成されていることが多くカタツムリを採集するには適した環境なのだ。

 

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木の幹を照らすとこんな感じで貝が付着していた。そっと手を伸ばし掌中に収める。

ケショウマイマイだ!

 

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高い円錐形の螺塔が特徴的な、「化粧」の名に恥じない純白の美しい貝である。徳島県石灰岩地帯固有のカタツムリだ。

地面に堆積する腐葉土を熊手で掘り返すと地中性の貝も現れる。

 

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ジタロウマイマイ。殻にうろこ状の突起があり、殻口も変わった形をしているので分かりやすい。

四国のほかには淡路島にも分布している。

 

翌日に支障をきたすとまずいので、この日の採集はこの辺りでお開きにすることにした。

ここではアワマイマイ(後述)の殻も見つけたが、結局出会うことはできなかった。

日が変わるころに宿に戻り、泥のように眠りに落ちた。

 

 

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2日目。早々に支度を済ませ、山に繰り出す。

陸貝の採集は基本的に雨降りかその直後が望ましいのだが、この日はカンカン照りの快晴というこの上ない悪条件であった。

昔から天候にはすこぶる恵まれない体質だった……奄美に行った時も未曽有の台風で船が欠航し2日間延泊することになったものだ。

 

それはともかくとしてこんな晴れの日の昼にカタツムリが闊歩しているなんてことはあまりないので、奴らが潜んでいそうな障害物の陰を探したり、土を掘ったりして採集することになる。

「辛気臭い作業だ…」そんなことを考えているうちに奴は現れた。

 

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アワマイマイ。阿波の名を冠する貝にして日本最大のカタツムリである。

この貝を捕りたくて今回の旅先に徳島を選んだといっても過言ではない。
もっともこの個体は殻径30mm程度の小型個体だったが……大型の個体は60mmを超える。この個体は持ち帰って飼育中なので今後の成長に期待したい。

 

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アワマイマイや前述のセトウチマイマイの他にはコニホンマイマイやコベソマイマイなんかも採集できた。
広葉樹の葉の裏にはケショウマイマイも多かった。

なんとかそれなりの戦果を出せたかな、というところか。

 

この後は列車でアワマイマイの大型個体の記録のある山に向かい、さらなる成果を求めるも結局空振り。徳島市内のホテルに宿泊し、翌日実家のある京都に帰還した。

 

 

 

閲覧ありがとうございました。約1か月ぶりの更新になりますね。

この1か月……まぁいろいろあって再度休学することになったんですが、実りある成果もたくさんありました。(お世話になった方々ほんとうにありがとうございました)
ここでは引き続き今までのように採集記メインで適当に書いていこうと思います、よろしくお願いします。

GW屋久島渡航記 3日目(5/4)

前記事の続きです。屋久島最終日です。

島北西にある永田という港で夜を明かして、バスで宮之浦へ向かいました。

出航まではかなり時間があったので宮之浦の市街のはずれで少し釣りをしていました。

以下釣果の一部

 

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ニセカンランハギ

ニザダイ科の方のハギですね。尾柄部にある白い骨質板は触ると堅いです。

褐色で地味に見えますがよく見ると模様は結構緻密だったり。成魚だともう少し色鮮やかになるようです。

 

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モンツキスズメダイ

灰色の体色をしたスズメダイ。胸鰭付け根の黒斑が目立ちます。

屋久島にもいるんですね。もっと南の魚だと思っていたので少しびっくり。

 

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ヒレナガスズメダイ

成長に伴って体色が著しく変わるスズメダイの一種です。幼魚は黄色と黒のツートンカラーという派手なカラーリング。

本土でもメジャーなナガサキスズメダイの群れに混じって1匹だけ釣れました。

 

他には前述のオヤビッチャが釣れたりとスズメダイ系が多かったです。

そこそこ満足して釣り場をあとにして、13時半発のフェリーに乗り込み島をあとにしました。

 

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かなり突発的な渡航になってしまった今回の屋久島行きでしたが、島ならではの生き物との邂逅はやはり楽しいものですしクセになりますね。見たい生き物やスポットはまだたくさん残ってるのでまた行くと思います。さらば!

GW屋久島渡航記 2日目(5/3)

前記事の続きです。

2日目です。この日は快晴とまではいかないまでもちゃんと晴れてくれました。島の南東の安房から北端の一湊(いっそう)までバスで移動し、潮が引いて汽水採集がしやすくなるまで釣りをすることにしました。

 

風が強く、前日の雨で水も濁っておりコンディションは悪かったのですが、竿を出してすぐに釣れてきたのがこの子。

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メギス屋久島だと至るところにいるイメージがあります。それにしても独特の綺麗な体色が結構好きです。メギスってネーミングですが、どの辺がキスなんでしょうかね…?

 

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オヤビッチャ黒潮の魚の代名詞みたいなスズメダイですね。鹿児島本土でもよく見かけます。

 

まあ釣れるのはこの2種類ばっかりでした……ボウズでなかっただけでも屋久島の神に感謝しましょう…

 

釣りもそこそこに、場所を移動し河口域に入り採集を開始します。

いくつかの小河川を巡ったんですが、日も暮れかけたころになって、捕りたい魚がなんとか捕れてくれました。

 

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オオクチユゴイ。沖縄や八重山ではジャングルパーチなどとも呼ばれてメジャーなゲームフィッシュですが、鹿児島県以北で大型個体が見られる機会はなかなかありません。今回唯一採集できたこの個体も4cm程度の幼魚。

それでも前々から捕りたかった魚と出会えて感激もひとしおなのでした。カッコいいフォルムですよね……。

 

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こちらは普通のユゴイ。背鰭や尾鰭にオレンジのラインが入り、尾鰭両葉の大きな丸い黒斑がありません。

個体数は割と多く、上のオオクチユゴイは数匹のユゴイに混じる形で捕れました。

 

GWで予約が埋まっていて宿が取れなかったため、この日は野宿で夜を明かすことになりました……。寒かったです。南の島だからと侮っていましたが屋久島の寒暖差は馬鹿になりません。良い子は真似しないでね。

 

3日目に続きます…