なまずのねどこ

ちょっとオタク寄りな旅の記録。B級スポットとか県境とか駅とか魚捕りとか。常にどこかに出かけていたい負け組大学生。

2023年度上半期の遠征を振り返る その2


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前回の続きです。


■岐阜一周ドライブ 8/26(土)〜8/28(月)


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湾岸弥富ICから岐阜県に入り、海津→岐阜→郡上→白川郷→高山→下呂→中津川のルートで県内を周遊した2泊3日ドライブ。どちらかというと観光要素の方が強めだったものの、合間に平野部でのガサガサ、長良川水系のアマゴ釣りなどもちゃっかり敢行。

白川郷に行くのは初めてでしたが、高山方面に抜ける国道360号線が想像以上の"酷道"でびっくりしました。高山は昔から好きな街で、今回は温泉旅館に泊まって街歩きを堪能。

最終日は中津川の川でトパーズを採取。愛知県の山奥で可愛いご当地魚・トウカイナガレホトケドジョウとの出会いを果たしてから帰路につきました。来年は憧れのサツキマスを狙いに来たいと思います。


■九州一周ドライブ 9/16(土)〜25(月)

今年一番の大イベント。夏季休暇と有休を駆使し、10連休を錬成して車で九州を一周しました。

1日目(9/16)


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新東名経由で京都の実家まで運転。節約のために浜松の手前まで下道で粘りました。

2日目(9/17)


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数回のSA休憩を挟みつつ九州入り。おすすめは宮島SA。高台から宮島を見下ろす絶景です。

関門橋を渡る前に立ち寄った下関では、海響館を見学。流石フグの街というべきか、フグ目魚類の展示は他の追随を許さない充実っぷりです。

3日目(9/18)


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遊覧船で芥屋の大門を見物後、佐賀県を南北に縦断しました。

道の駅鹿島では干潮の有明海に繰り出し、鉤状の道具で泥の中のクリーチャーを掻き出す"すぼかき漁"を体験。全然前に進まない潟スキーを必死に操縦し、ひたすら干潟の泥を掻き回していきます。顔まで泥に覆われながら、ほうほうの体でなんとか狙いのワラスボを1匹捕獲。すぼかき体験は春と秋がシーズンみたいですが、獲物を伴って帰還するのは今秋初の快挙らしいです。苦行すぎるだろ。でも泥の海を渡りながら宝探しをするこの感覚、癖になります。

戦いの後は嬉野温泉に移動し、疲れた体を癒しました。

4日目(9/19)


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夜明け前に沿岸部をうろつき、河口域でヤマノカミをサクッと捕獲。棘ばった容姿をした、九州固有のイカすカジカです。

昨日お世話になった道の駅鹿島に戻り、今度は"棚じぶ漁"に挑戦することに。海岸に建てられた小屋から備え付けの大きな網をロープで上げ下げし、通りかかった魚などを捕獲するというもの。楽勝かと思いきや、頻繁にロープを上げ下げするのは意外と体力を使います(すぼかきより数倍マシですが)。一番の獲物はナイフのような美しいイワシ・エツですが、他にもシマフグやヒラ、黒斑を纏った有明スズキなど、有明海ならではの魚が盛りだくさんの楽しい時間を過ごせました。

午後は長崎に移動し、軍艦島クルーズへ。夕張や三笠など炭鉱地帯には何回か足を運びましたが、島1つ丸ごと炭鉱遺構というのはやっぱり桁違いのスケールでした。

有明フェリー熊本県側に渡り、宿泊。

5日目(9/20)


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九州道を南下し、上京以来約1年半ぶりの鹿児島へ。開聞岳の麓でオリビンサンドを採取します。採取した砂の中からペリドットを選別する作業が結構楽しいのです。

鹿児島市内で城山観光などした後、桜島イカダに渡って夜釣り。

ぶっこみでイラ、クロアナゴなど釣れましたが、大物は釣れず。隣のイカダもエイのみなど、厳しい様相でした。

6日目(9/21)


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天気が芳しくなかったこともあり、この日はほぼ移動のみでした。宮崎県を縦断して山の方に入り、本日の宿泊地・阿蘇へ。この旅唯一の温泉宿ですが、貸し切り風呂の素晴らしい宿でした。

熊本の誇る弁当チェーン・ヒライで惣菜と酒を買い込み、宴。

7日目(9/22)


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阿蘇からやまなみハイウェイ経由で別府へ。天気には恵まれなかったものの、阿蘇外輪山、くじゅう連山の荒涼とした風景を行く快走路です。別府地獄めぐり、北九州でのカゼトゲタナゴ狙いガサガサを経て、九州に別れを告げます。

8日目(9/23)


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瀬戸内海沿いに山口県を東進し、昼過ぎに広島に到着。ポケモンGOのコミュデイをやりながら広島城原爆ドームを観光しました。日没後はイソメを買い込み、竹原市で夜釣り。早速本命のセトダイがヒットしますが、その後は根掛かりが連発し2時間くらいで早々に撤収。とはいえほかにアナゴも釣れたので、満足して車中で眠りに就きました。

9日目(9/24)


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瀬戸内沿岸の漁港数か所を釣り歩いた後、岡山内陸部でガサガサ。数年ぶりにサンヨウコガタスジシマドジョウと出逢えました。トンネル火災の影響で赤穂あたりの山陽道が通行止めになっていたので、龍野西まで下道で頑張りました。京都の実家で宿泊。

10日目(9/25)


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関東へ帰る日。新東名を東へひたすら走るだけです。バイトで金を貯めてレンタカーで北海道や九州、四国を一周していた学生時代を思い出す旅でした。


■みちのく3県巡り釣り 11/2(木)〜11/5(日)


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今年2度目の秋田チャレンジ。手始めに関越道→日東道のルートで山形入り。ウケクチウグイ幼魚を狙ったガサガサは空振りに終わるも、イバラトミヨ、キタノメダカなど東北ならではの顔ぶれを見ることができました。2日目はメインディッシュの秋田のため池巡り。Googleマップで十数か所目星をつけて臨みます。いざ行ってみると、立入禁止の看板があったり、干上がっていたり…なかなか思うように行きません。竿を出した2か所目の池で、夥しい数のキタノアカヒレタビラの中から、なんとか夢にまで見たゼニタナゴを釣り上げました。悲願の日本産採集可能タナゴ類コンプリートです。満足して秋田を後にし、道中でのガサガサを楽しみながら盛岡に投宿。3日目は三陸沿岸に出て、漁港巡りをしながら南下。奇しくもウミタナゴやオキタナゴがよく釣れ、淡水と海水双方のタナゴ釣果に恵まれた東北遠征となりました。