前回に引き続き四国の県境シリーズPart2です。
タイトルの天狗高原より、四国カルストという名称の方がピンとくる方が多いかもしれません。愛媛と高知の両県にまたがって広がる日本有数の石灰岩地帯を四国カルストと呼んでおり、ここが県境であると実感できるような構造物はほとんどありませんが、その東端にあたる天狗高原の一角に県境を示す線が引かれています。
高知県側からつづら折りの山道をひたすら辿り、ようやく四国カルストの尾根に登り詰めた場所にそれはありました。
場所は天狗高原唯一の宿泊施設『星ふるヴィレッジTENGU』の敷地内。文字の1辺が1mほどもあるため、Googleマップの航空写真にもガッツリ写っていて面白いです。
すぐ近くに木でできた県境標識もあります。ちょっとした記念撮影スポットになっていました。
四国カルスト自体が絶景の連続で観光地として面白い場所なので、訪れて損はないと思います。ただ、残念ながら今シーズンは既に積雪により四国カルストに繋がる道路が全面通行止めとなっている模様。記事にするタイミングが悪すぎましたね。雪解けを待って県境巡りを楽しみましょう。