■8/18午前 atスギラビーチ
日の出後、湾の集落から海沿いに伸びる道を歩いて抜け、スギラビーチに向かいました。
うわ〜〜〜〜〜(発狂)
さながら桃源郷の具現化のような景観でした。サンゴ礁の磯が侵食されてできた天然のビーチなんですが、ここまで綺麗だと泳ぐとか釣りとかじゃなく純粋にただただ眺めていたくなりますね。
とはいっても周辺には良さげな磯場が広がっているので、やっぱり釣りはしないともったいない。ひととおり堪能したあと竿を出します。
磯での釣果。写真はイシガキハタとホウライヒメジ。
他にはネズスズメダイ、オジサン、本土でもお馴染みのオヤビッチャやヤマブキベラなど。
スギラビーチは喜界空港の滑走路の北側に隣接した立地なので、柵越しに離着陸するエアコミューター機が見られます。景観は申し分ないですがこのせいで騒音がかなり響くので、静かな環境で落ち着いて海水浴やキャンプをしたい人には向かないかも。
喜界空港の正面玄関。どこか田舎の特急停車駅のような、こじんまりした雰囲気のかわいい空港です。
空港内に食堂を併設した売店があります。ここでレンタサイクルのお世話になることにしました。値段は丸4日借りても2000円台。安っ!
空港の脇にあるショッピングセンターふくりで買い出し。より町の中心に近い位置にAコープもありますが、品揃えはこちらの方が充実しているように感じます。かなり夜遅くまで開いているため、滞在中の食料調達の際に重宝しました。
蝶の島と呼ばれるだけあって、青看板には島で見られるオオゴマダラが描かれています。
その足で宿に一旦荷物を預け、さらなる風景と釣果を求めて、南の方向へとペダルを漕ぎ始めました。
■8/18午後 at荒木海岸
空港近くのニシムタで餌と釣具を調達し、宿の方に勧められた島の西側の海岸に向かいます。階段状の岩場や起伏に富むタイドプールが断続的に広がる期待通りの良釣場でした。
ここまで来るともう波音以外耳に入るものはなく、ただ杳々たる東シナ海が穏やかに紺碧の水を湛えています。
そして静寂の中で孤を描く竿。
応酬の末に現れたのは50cm近いトサカハギ。額の出っ張りが特徴的なニザダイの仲間です。
丁重にリリース。
巨大なイスズミをバラした後、胴突でメギスやナガニザなど数種類を釣果に追加し、宿に戻ることとしました。
帰り道での夕焼け。Part3へ続きます。