今回は県境シリーズの中でもかなりメジャーな部類の物件。
京都と奈良の府県境にまたがる広大な敷地を持つイオンモールです。最寄駅の近鉄高の原駅は奈良市所在ですが、店舗全体に占める敷地の割合としてはむしろ京都側の面積の方が広く、正式な書類上の所在地も京都府木津川市となっています。
敷地内を横切る県境が利用客にも分かりやすいようにわざわざアピられている点が面白いですね。京都府側と奈良県側の店舗で最低時給違ったりするのかな?
ショッピングフロアに比べるとあまり目立たないですが、駐車場にも県境を示す線が引かれています。画像のオレンジ色の点線がそれです。
ご丁寧にも、駐車場の柱に振ってある番号の下にはしっかり府県名が。何か営業上の意義があるのかは分かりませんが、場内で境界を跨ぐ度にカーナビが「京都府に入りました」「奈良県に入りました」を連呼する様は想像するとなかなかシュールそうです。