なまずのねどこ

ちょっとオタク寄りな旅の記録。B級スポットとか県境とか駅とか魚捕りとか。常にどこかに出かけていたい負け組大学生。

2023年度上半期の遠征を振り返る その1


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1年4か月ぶりの更新です。

激務その他諸々のしがらみで、なかなかブログを更新する余裕もなく、放ったらかしになってしまっていました。申し訳ありません。


とはいえ、趣味の釣り・魚探しや旅行の方はちょくちょく(というか毎週のように)謳歌しています。東京の人波に揉まれてしおれてしまっているわけでもなく、至ってピンピンしております。

読者諸氏におかれましては、次に私の気が向くタイミングを気長にお待ちいただければと思います。


私生活の大きな変化として、横浜から湘南エリアに引っ越し、自家用車が使えるようになりました。職場から遠くはなりましたが、やはり毎週のように海や川へ繰り出す魚バカにとって車は大変便利な代物で、通勤以外で電車を使うこともほぼなくなりました。近場の偵察に、遠征に、獅子奮迅の活躍をしてくれています。


さて、前置き(言い訳?)もそこそこに本題へ。

車を手に入れてから結構やりたい放題していましたが、1つ1つこまめに記事にする余力はないので、ここ半年くらいの主要な遠征釣行等を2回に分けてダイジェスト形式で振り返る形にしようと思います。


■奥日光トラウト強化月間 5月中旬〜6月中旬


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私事で栃木方面に通う機会が多かったこともあり、5月の渓流解禁後はタガが外れたように奥日光でトラウト釣りに興じていました。

小雨のぱらつく湯ノ湖ではおかっぱりからの遠投ウキ釣りでヒメマス、湯川ではミャク釣りでカワマス(ブルックトラウト)を仕留めました。

湯ノ湖は魚の持ち帰りができますが、湯川は農林水産省が研究用に直轄している水域であり、資源調査への協力という名目で釣りを許可されている形なので、全リリースが義務付けられています。見回りも徹底されており、疑いの目を避けるためにもビクは持ち込まないのが無難です。

数回の釣行を通して、湯川は上流側の湯滝レストハウスあたりからを丹念に釣り下るのが一番良いのではないかなと感じました。

メインターゲットであるカワマスは北米からの外来種ではありますが、火山地帯故の元来の魚類相の乏しさ、遊漁対象としての有用性、拡散力や繁殖力の弱さ等、様々な要因から行政による保護の対象となっているレアなケースです。ルールを守って"トラウトの聖地"奥日光での釣りを楽しんで行きたいですね。


会津エリア開拓 5月中旬〜6月中旬


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先述のように、よく栃木県に通っていたので、隣接する福島県会津地方へも何度か出かけました。ほとんど情報がないので、Googleマップで目星をつけたポイントをしらみつぶしに巡り、ガサガサなり釣りなりするのが基本的な動きです。貴重な太平洋系陸封型イトヨ、ヤリタナゴ、ゲンゴロウなど色々見つけましたが、本命のキタノアカヒレタビラとは結局出逢えず。

会津に行くたびに喜多方ラーメンを食べていた気がします。安くて美味しいご当地ラーメンでスタミナ補給し、芦ノ牧温泉で汗を流して帰る。良き釣り、良き食べ物、良き温泉がセットになれば、仕事のしがらみなどどこ吹く風。


■雨後の琵琶湖ナイト 6/3(土)〜6/4(日)


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かなり前から計画して予定を調整していたものの、豪雨で東海道新幹線が止まってしまい、結局京都到着が土曜の夕方になったという受難の遠征。車が使えないタイミングだったため、節約のために横浜→(東海道)→京都→(北陸)→東京・横浜という経路の一筆書き切符を買い、張り切って金曜時点で出発してしまったことが仇となってしまいました。

とはいえ、車を出してくれた知人・ドンコ君(@JapaneseLoach)の協力により、ライトを装備して夜通し琵琶湖周辺を探索するというワクワクする行程に。この時期に産卵のため水路に遡上するビワコガタスジシマドジョウ、接岸するビワヨシノボリに続き、現地で偶然合流したフォロワーと協力して弁天ナマズビワコオオナマズを捕獲するなど、熱い琵琶湖ナイトを過ごせました。ナマズたちは岸からかなりの数が目視できるほど活性が上がっており、新幹線が止まるほどの雨が降ったことが奏功したようです。

日曜は切符の経路通り北陸経由で帰浜。東尋坊に寄り道したり、焼き鯖寿司や8番ラーメンなど北陸グルメを堪能したりしつつ、車内でテレワークして帰りました。


■秋田・山形新規開拓 7/15(土)〜7/17(祝)


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3連休を使って東北日本海側へ。雨男を自称する私、今回も秋田市街が冠水したあの豪雨に翻弄されることとなりました。

雨の合間を縫って会津で出逢えなかったキタノアカヒレタビラのポイントを開拓したり、堤防で小物釣りに興じたり、岸壁の藻の中からタツノオトシゴを探したり。

秋田へは、東北道→秋田道、東北道→東北中央道、関越道→日東道などルートの選択肢が多いのが地味に嬉しいポイントです。福島JCTから東北中央道に入り、米沢〜東根あたりだけ下道を使うと高速代が安く済んでおすすめです。

 

その2に続きます。