なまずのねどこ

ちょっとオタク寄りな旅の記録。B級スポットとか県境とか駅とか魚捕りとか。常にどこかに出かけていたい負け組大学生。

GW山陽山陰周遊記 その1


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待ちに待った大型連休。

なけなしの有休を3日も溶かし、10連休を錬成することに成功しました。

今回の旅のメインは中国地方。特に山陰エリアを重点的に探索する旅程を組みました。

狙いはずばり、ゴギ

もちろん台所を横行闊歩する黒いアイツのことではありません。山陰の至宝とも形容すべき美しいイワナの仲間です。渓流釣りに関しては初心者同然の私ですが、じっくりねっとり粘ってその姿を一目拝みたいところです。

 

1日目(4/27)

GWの宿命ともいえる渋滞を避けるため、朝5時に藤沢を出発。

渋滞予測では新東名の方が混みそうだったので、東名経由で西へ向かいます。

 


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車はすんなりと流れ、遠州森町PAで休憩を挟みつつ、8時半頃には豊田JCTを通過。
伊勢湾岸道に差し掛かった途端に詰まり始めましたが、普通の土日でも何かと混んでいる区間ですし、多少の渋滞はご愛嬌。

四日市あたりまでノロノロ運転が続き、菰野で高速を降りました。そのまま鈴鹿スカイラインを越えて滋賀県へ。

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せっかくなので、ふらっと立ち寄った川でガサガサを楽しみます。こぶし大の石を転がすと…

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すぐに清流のドジョウ・アジメドジョウが網に入りました。

私はガサガサで捕まえた魚は基本写真だけ撮ってリリースする派なのですが、このアジメドジョウは数多のドジョウ類の中でも美味という話を聞いていたので、その味を確かめるべくキープすることにしました。

 

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流れのゆるい砂地のエリアをずる引きすると、似た姿のニシシマドジョウが姿を現します。上手いこと棲み分けていますね。

 

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幅10cmの観察ケースに収まらない、筋肉質なアカザ(クレード1)の雄。清流を好むナマズの仲間。背鰭と胸鰭の棘に毒を持つため、取扱注意です。

厳つく盛り上がった頭の質感が素晴らしい。

 

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こちらはカジカ。水の綺麗な川の上流域ではお馴染みの魚ですね。ハゼの仲間とは雰囲気こそ似通っているものの、鱗がなく、腹鰭が吸盤状となっていないなど、よく見ると結構違いがあります。

 

とまぁこんな感じで寄り道しつつ、昼下がりには京都の実家に到着。早起きが功を奏しましたね。

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早速アジメドジョウを甘露煮にして実食。小ぶりながら川魚の旨味とほろ苦さが凝縮されていて、なかなかのお味。隠し味に入れた柚子入りの唐辛子がよくマッチしていました。

その後は寝るまでのんびりと過ごしました。

 

2日目(4/28)

新名神から山陽道に入り、岡山方面を目指します。

岡山は魚捕り目的で何度も訪れた土地なので、今回は完全に観光メインです。

 


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途中休憩に立ち寄った宝塚北SAでは、イイダコが丸ごと入った豪快なたこ焼きをいただきました。建物も綺麗で土産類も充実しており、おすすめのSAです。

 

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岡山県の和気ICで高速を降り、向かったのは「日本のエーゲ海」と称される牛窓

遠くに見える稜線は小豆島。実は昨年冬 (ブログ更新サボってた時期です) に瀬戸内の島巡りをした際に上陸したのですが、こうやって対岸の山の上から眺めるとかなり大きな島であることがわかりますね。

 

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名物のオリーブを散りばめたソフトクリームをいただきました。味音痴なので「ツブツブを噛むと味が滲み出てくる」という雑な感想しか抱くことができませんでしたが、おいしかったのでよし。

 


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道中のかっぱ寿司で腹を満たした後、広島県尾道に向かいます。

 

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市街地に近い絶景スポットの千光寺は人でごった返しているだろうと踏み、九十九折りの山道を登った先にある鳴滝山で景色を堪能しました。アクセスに難がある場所なので、GWにもかかわらずこの絶景を独り占めできました。

 

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山頂付近には広島らしくモミジの木がたくさんありました。紅葉の時期にはまた違った表情を見せてくれることでしょう。

 

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さらに瀬戸内海沿いに西進し、この日は呉のビジネスホテルで宿泊しました。