日帰りで丹後の方までお魚採集に行ってきました。まだ雪は結構残ってるんですが意外と寒くなかったです。
この地域固有のある魚についてはある程度耳にしていたのですが、近縁の他種の生息地の傾向から砂底の小河川に目星をつけていざ採集。
結論からいうと、捕れました。
今回の主役ですね。
タンゴスジシマドジョウ Cobitis takenoi
どことなく九州のヤマトシマドジョウに似てるな、というのが第一印象でした。
写真の個体は雄です。胸鰭基部の骨質板の形態(円盤状)からすぐにそれと確認できました。
同所的に捕れたオオシマドジョウ Cobitis sp. BIWAE type A
最初ニシシマと勘違いしていました……雄の胸鰭の骨質板の形状(細く尖る)でタンゴスジシマドジョウとは識別できます。体側の模様や尾柄部上下の黒斑の出方など他の形態にもかなり差異がある印象。
カマツカ(Group1) Pseudogobio esocinus
今回一番多く網に入った魚。底物狙いだとまぁそうなるか。
どこでも捕れるといえばどこでも捕れるんですが、可愛いですよね。
個人的には好きな魚です。
あとはタモロコやカワムツなどお馴染みの面々。そこまで淡水魚相が豊富な地域ではないので十分成果は出せたかなと…
日本海側の自然分布東端(由良川水系)のオヤニラミなんかも狙ってみたかったんですが、この直後に雨に降られあえなく撤収。
おわりです。