なまずのねどこ

ちょっとオタク寄りな旅の記録。B級スポットとか県境とか廃線めぐりとか魚捕りとか。常にどこかに出かけていたいしがない社会人。

遥かなる船路 小笠原父島紀行 4日目


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この日はゆっくり過ごそうと目覚ましをかけずに寝たため、昼近くにようやく目を覚ますこととなりました。

 

嫁はまだぐっすり寝ていたので、寝ぼけ眼をこすりながら一人で散歩へ。

大村集落の裏手には、大神山という小高い山があり、市街地を一望することができます。

 

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中腹には神社があり、絶海の孤島にありながらもここが紛れもなく日本の文化圏であることを実感させてくれます。

 

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山頂展望台からの景色。二見港が天然の良港だとよく分かる地形です。左側がおがさわら丸の着く桟橋、中央が青灯台、右側が昨日泳いだ前浜海岸です。

 

宿に戻ると嫁も起き出したので、部屋で朝食兼昼食を食べ、島の北側にある宮之浜にシュノーケリングをしにいくことにしました。丘を一つ越える必要がありますが、小さい島なので距離的には1kmちょっとと十分徒歩圏内。

 

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水中カメラは持っていないので、海中の様子を読者の皆さまにお届けできないのが惜しいですが、白い砂に色とりどりのブダイやチョウチョウウオが舞う素晴らしい浜でした。水も、昨日の前浜よりさらに透き通っており、シュノーケラーが他にも数人いたのを見ると結構な人気スポットのようです。

嫁はウミガメを間近で観察することができたようでした。羨ましい。

 

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宿への道すがら見かけた巨大アフリカマイマイ

奄美諸島でも沖縄でも腐るほど見かけますが、ここにもやはりおられましたか。農作物を食い荒らすことに加え、広東住血線虫の中間宿主でもあることから、多くの南の島で厄介者扱いされている困ったちゃんです。

 

午後はタクシーに乗って磯釣りへ。

島の南部にある洲崎という地磯にやってきました。

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開始直後は穏やかな海面でしたが、1時間もしない間に風が強まり、波もザッパンザッパンと…

島の天気は気まぐれです。全身ずぶ濡れになる前にポイント移動を決めました。

 

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ここでの釣果はオジサン1尾。う〜ん。

慣れない磯での釣り、一筋縄ではいかないですね。

 

20分ほど歩いて、波の穏やかな入り江のゴロタ浜にやってきました。さっきのオジサンを解体し、短冊状の切り身にしてブッコみます。

 

1投目でヒット!

魚の重みを楽しみながら、寄せてくると…

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良型のイシガキハタでした。

ハタ類の中では比較的小型の種類ではありますが、20cm台後半ともなると十分に釣趣と食べ応えがありますね。ありがたくキープです。

 

流石に全てがフッキングに至るわけではありませんが、投げるたびにコンスタントにアタリがあります。

数投目、鈴がチリリンと鳴り、竿がしなりました。

しっかりフッキングを入れ、打ち寄せる波のタイミングに合わせてゴロタ浜にずり上げます。

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泣き尺サイズのキヌベラでした。

このキヌベラ、私にとっても初魚種ですが、何より嫁が以前から出会いたがっていた魚。サイケデリックな色合いがたまらないそうで、とても喜んでいました。

その後、小さめのイシガキハタを数尾追加し、日も暮れてきたので納竿。

 

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そうこうしているうちに日没を迎えました。見渡す限り人工物のない南の島の夕日を二人占め。

釣りもいいですが、これも贅沢でかけがえのない時間です。

 

タクシーに迎えに来てもらい、宿に帰還。

早速釣りたての2尾をおろして刺身にします。父島最後の夜なので、ちょっと張り切って姿造り風にしてみました。


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味ではやはりハタの方に軍配が上がりますが、どちらもしっかり美味しいです。

 

この日も少しだけ夜釣りをしました。


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相変わらず波は荒めで食いは渋かったですが、テリエビスとウケグチイットウダイの2目を追加。他はムレハタタテダイ、ノコギリダイ、アカヒメジ、ミナミイスズミといったいつメンばかり。

 

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岸壁をちょろちょろと身軽に走り回っていたこのカニは、オオイワガニというやつですかね?

目の前にオキアミを垂らしたら、見向きもせずに走り去っていきました。

 


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小笠原生協の脇の自販機で酒とつまみを買って帰りました。生協そのものは早い時間に閉まってしまいますが、その代わり自販機がめちゃくちゃ充実しており、つまみに困ることはありません。カップ麺なんかもかなりの種類がありました。

明日は父島最終日。残された時間を惜しむように、ちびちびと最後の夜を楽しみました。