先日、夏季休暇で関西に帰省してきました。梅雨明け前で天気もぐずついている中、例によって魚の尻ばかり追いかけた休暇でしたが、まぁいいリフレッシュにはなりました。
さて、今回も例の如く5時起き。
渋滞に捕まる前に八王子JCTを通過できれば、今日一日の快適なドライブが保障されたも同然。
中央道・長野道経由で日本海側に出て、北陸観光を楽しんだ後、宿泊費節約のためその日のうちに京都の実家に着こうという強行軍です。
7時半には諏訪湖SAに立ち寄り朝食を摂ることに。
諏訪湖を眺めながらいただく信州サーモン丼は格別です。
贈り物用の酒の調達と、いつかガッツリ挑戦するであろうヒスイ採集の下見が目的です。
海岸を軽く見て回りますが、まぁそう簡単には見つかりませんよね。
ヒスイ採集者のほか、釣りをしている人もいました。
海沿いを西へ進み、富山県へ入りました。
富山が誇る日本最古の水族館、魚津水族館を訪問。
都会の水族館のような派手さはありませんが、展示には随所で様々な工夫が凝らされており、非常に楽しめました。
富山湾の深海生物たち。
バックヤードも見学できます。
別館の「真珠コーナー」には、世界各国から買い付けたという雑貨の数々が所狭しと並べられており、見ているだけでも楽しいです。
オショロコマのマグネットに一目惚れし、購入。
水族館見学後は場所を移動し、しばしガサガサに興じました。
増水しており採集には厳しいコンディションでしたが、上流に向かって岸辺を遡る底生魚の群れが見えたので掬い取ると…
魚影の正体はカンキョウカジカの幼魚でした。
北方系のカジカで、日本では北海道が分布の中心ですが、ここ富山にもかなりの数が生息しているようですね。
初採集の魚です。
カンキョウカジカの群れに混じっていたウキゴリ類の幼魚。シマウキゴリかな?
関西までの所要時間を考慮してまだ明るいうちに高速に乗り、有磯海SAで遅めの昼食。
北陸新幹線が見えるSAとして有名ですが、食べ物やお土産も充実しておりなかなか楽しい休憩スポットでした。
その後はひたすら車を走らせ、京都に着いたのは夜10時前。