2022/8/31(水)
昨晩のガヤ地獄には屈しまいと、朝マズメから港に繰り出し、船の出航まで竿を出します。
相変わらずガヤは多いですが、釣りの神に祈りが通じたのか、そこそこのサイズのクロソイが混じってくれました。
後ろ髪を引かれながら利尻島を後にします。
悔いは残りますが、自然相手ですからね。こういうこともありますね。
利尻島の次はお隣の礼文島に寄る予定だったのですが、コロナの影響で礼文航路が減便となっており、乗る予定だった便が欠航。
稚内に戻り、観光地を巡りしつつ魚種稼ぎをすることにしました。
稚内市街西側の丘陵地帯に聳え立つ開基百年記念塔。見晴らしの良い山の上に建てられているので、市街地からでもその姿はよく目立ちます。
晴れた日には樺太まで見渡すことができるそうですが、生憎の天候不良。
道中ではエゾシカに遭遇。至近距離まで接近しても意に介さず、呑気に草を食んでおられました。
ガタイも奈良公園の鹿とは比べ物になりませんし、こんなのが路上に飛び出してきたら…と考えただけでも恐ろしいですね。60km/h以上でぶつかればまず廃車は免れないそうです。
一般人が到達できる日本最北端の地、宗谷岬。
前にも一度来ましたが、最北端到達証明書を受け取るために再訪。
宗谷岬近くの漁港で竿を出しました。
手始めに遠投したジェット天秤仕掛けを置き竿にしておくと、開始早々鈴が鳴ります。
20cmほどのアイナメでした。
北海道ではスジアイナメ、ウサギアイナメなどアイナメ類のバリエーションも豊富ですが、これは普通のアイナメですね。
投げ釣りでは、その後も似たようなサイズのアイナメを2匹追加。
足元ではガヤが真っ先に喰らい付いてきます。あゝ、前日の悪夢が蘇る…
ウグイとマフグを追加し、短い時間でしたがこの日は納竿としました。